このページでは健康に役立つ情報を提供させていただきたいと考えております。少しずつではありますが内容を追加していきますのでぜひご覧になってください。
- 糖質制限のこと
- 続、糖質制限のこと。楽しくお酒を飲む方法
- 高血圧 といわれたら?
- COPD たばこ肺
- 漢方のこと
- 禁煙外来 のこと
- アンチエイジング (抗加齢)
- 肺炎球菌ワクチンって、1回受けたらもういいの?
- 女性ホルモン補充療法(HRT)のこと、女性なら知っていてほしいのです。
- 女性ホルモン補充療法って、どんな薬を使うのでしょう?
高血圧 といわれたら?
◎ 「血圧が高いですね。」と言われたらどうしますか?
「たまたま緊張して高かったのだ。様子をみよう・・。」と思っておられる方はいらっしゃいませんか?「様子をみよう・」と放っておいて、また一年後の検診で高血圧を指摘されたことはありませんか?
「様子をみる。」というのは、家庭血圧を測っていただくということが前提です。外来で収縮期血圧(上の血圧)が140以上、拡張期血圧(下の血圧)が90以上というのは、やはり高いと思います。家庭血圧では、収縮期血圧が130以上、拡張期血圧が85以上は高めです。
* 家庭血圧は 朝(起床後、排尿してから座った状態で、朝食前・薬服用前に)と夜(就寝前)にはかってください。
◎ 血圧の薬はやめられないと思っていますか?
「血圧の薬を飲み始めたら、一生飲まなくてはならなくなるから・」と敬遠される方がいらっしゃいます。確かに体質的に降圧剤を必要とされる方もいらっしゃいますが、原因となっている「肥満」や「運動不足」「塩分の摂りすぎ」「ストレス」などを改善すると、血圧が正常範囲にもどったり、薬をやめられたり、減らせたりすることがあります。
薬が嫌だといって血圧を高いままにしておくと、「動脈硬化と高血圧」の悪循環が始まってしまいます。もし、血圧がいつも150以上あったら、その圧で心臓は1日10万回血管と心臓をプッシュし続けています。これは心臓・血管にとって大変な負担なのです。
◎ まず、医師にご相談ください。家庭血圧チェックや生活習慣改善からはじめましょう。
お薬を服用される場合でも、お薬の種類・組み合わせは人それぞれ違います。血圧管理は、「動脈硬化予防」のために行うものです。医師と相談しながら上手に管理していきましょう。